一流の育て方———ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる
ミセス・パンプキン, ムーギー・キム
ダイヤモンド社 (2016-02-19)
ISBN:9784478061466
1,728円
購入:2016年10月8日 1,728円
読了:-
★☆☆☆☆
オーディオブックで読了。

一言で言えば、まったく価値観が合わない本だった。
一流の定義って人それぞれやなと。

僕は割と和風な人間なので、一流と言えば「たたずまい」であったり「教養」であったり、或いはもう少し言えば「人格」であったりといったことを重視する傾向にある。頭が良くても、人間的に今ひとつな人を一流とはどうしても思えないのだ。

本書では一流というのは「難関大学に合格」だ「グローバルに活躍」だと言うことだし、正直障害を持つ人のことを「弱い人」と表現して「弱い人は守ってあげなければいけない」みたいな見方、価値観は正直ちょっと好きにはなれない。勿論、サポートが必要な場面もあるだろうけど、僕は一個人として同じ目線で対等に向き合いたいと思う。

ただ、教育という面で言えば、色々と参考になる要素はある。「自分の将来を自分で考えさせて、自分で選択させる」という方針は良いなと思うし、「放置にならない様に気を付け、情報を集め選択肢を提示したりよき話し相手となる」ことについては、自分もそうありたいと思った。

『「学力」の経済学』を少し前に読んだこともあり、そういうエビデンスベースでの論考かと思って期待したら、ミセス・パンプキン(誰?)の子育て体験談を、日本の大学生から採ったアンケートで補強する実に主観的な本だった。

価値観が合えば、悪い本ではないかもしれない。しかしながら、もう価値観と言うか、道徳観の面でまったく相容れなかったので正直オーディオブック聴くのが途中から辛かった。
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